一人暮らしで“転倒しやすい人”の特徴とは? 自宅でできる転倒予防トレーニング

こんにちは!整骨院の先生をしている大月です。シニアの皆さん、最近「つまずきやすくなった」「転びそうになったことが増えた」と感じることはありませんか?
一人暮らしをされている方にとって、転倒は大きなリスクとなります。しかし、日々の生活にちょっとした工夫とトレーニングを取り入れることで、転倒の危険をぐっと減らすことができます。
今回は、転倒しやすい人の特徴や、自宅で簡単にできる転倒予防のトレーニングについてご紹介します!
⬛⬛⬛
まずはチェック!あなたは転倒しやすい?
⭐ 足を引きずるように歩くことがある
⭐ つま先がよく引っかかる
⭐ 片足立ちが10秒以上できない
⭐ 椅子や手すりにつかまらないと立ち上がれない
⭐ ふくらはぎや太ももの筋力が落ちてきたと感じる
⭐ 部屋の中で家具や敷物につまずくことがある
🔺 3つ以上当てはまる方は、転倒リスクが高い可能性があります!
転倒しやすい人の特徴とは?
1️⃣ 筋力の低下 年齢とともに筋肉量が減り、特に 足の筋力が低下すると転びやすくなります。ふくらはぎや太ももの筋肉が弱くなると、踏ん張る力が衰えてしまいます。
2️⃣ バランス感覚の低下 シニア世代になると 体のバランスを取る能力が衰え、転倒しやすくなります。足の筋力だけでなく、体幹の安定感も大切です。
3️⃣ 反射神経の衰え 転びそうになったときに すぐに反応して体勢を立て直す力(反射神経)が低下 すると、転倒のリスクが上がります。
4️⃣ 視力の低下 視力が落ちると、段差や障害物に気付きにくくなるため、つまずきやすくなります。
5️⃣ 自宅環境の影響 床に物が多い、マットが滑る、照明が暗い などの要因が転倒のリスクを高めることも。
自宅でできる簡単転倒予防トレーニング
転倒を防ぐためには 筋力とバランス感覚を鍛えることが大切!
① 片足立ちトレーニング(バランス強化)
✅ 壁や椅子の背もたれにつかまりながら 片足を浮かせて10秒キープ
✅ 左右交互に3回ずつ行う
✅ 慣れてきたら 手を離してバランスを取る
② つま先立ちトレーニング(足の筋力強化)
✅ 壁や机につかまりながら かかとを上げてつま先立ち
✅ 3秒キープしてゆっくり戻す(10回繰り返す)
✅ ふくらはぎの筋力アップで踏ん張る力が向上!
③ 椅子スクワット(下半身強化)
✅ 椅子に座り、 ゆっくり立ち上がる・座る を繰り返す
✅ 10回を目安に行う
✅ 太ももの筋力を鍛えることで、転びにくい体づくり!
④ 足指グーパー運動(踏ん張る力をつける)
✅ 床に座り、 足の指をグー・パーと動かす
✅ 足指の筋力を強化し、踏ん張る力をつける
✅ 1日20回程度を目安に
転倒を防ぐために日常生活で気をつけること
✅ 部屋の床をスッキリ整理する(敷物やコードなどの障害物をなくす)
✅ 滑りにくい靴下や靴を履く(スリッパは転倒の原因になりやすい)
✅ 十分な明るさを確保する(特に夜間のトイレや廊下)
✅ ゆっくり動作する習慣をつける(急に立ち上がるとふらつくことがある)
✅ こまめに水分をとる(脱水はふらつきやめまいの原因になる)
まとめ
✅ 転倒しやすい人は、筋力・バランス感覚・反射神経の低下が影響する!
✅ 転倒予防には、筋力アップとバランス強化が大切!
✅ 日常の工夫で、転倒リスクを減らすことができる!
シニアの皆さん、一人暮らしでも 安心して毎日を過ごせるように、転倒予防をしっかり行いましょう!
今日からできることを少しずつ取り入れて、健康で安全な生活を送りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊