しつこい腰痛(慢性腰痛)の原因は、背中の肩甲骨にあり!
カテゴリー:腰痛
腰にまったく原因のない腰痛(慢性腰痛)
珍しくない割合で、腰にまったく治すべき原因がない腰痛で来院される方がいらっしゃいます。
ご本人は、腰が痛いので腰をなんとかしてほしい希望なのですが、残念ながら他に原因があるようです。
よくあるのが、肩甲骨周りの筋肉が硬く肩甲骨が動かない状態であることが考えられます。
肩甲骨の動きが硬くなると、こんな症状があります。
◆背中、肩周りが凝る。肩引き(肩甲骨の内側)が痛い。ひっぱる。
◆腕を回してもよく回らない。硬さを感じる。後ろに回りにくく制限がある。
◆腕を回すと、肩がゴリゴリよく音がする。
◆万歳しても、耳に腕が当たらない。
◆車の運転席から後ろの席の物を取ろうと手を伸ばしても、手が行きにくい。
◆腕を組むと、背中が張る。
以上の症状を1つでも感じる方は、肩甲骨の動きが硬いかもしれません。
もう一つ・・・・
◆無症状
まったく、違和感すら背中に感じたことがない方もいらっしゃいます。
長期間、徐々に硬くなったものは、違和感を感じないことがあります。
こんな仕事、趣味の方は要注意!
◇自転車が趣味で、サイクリングをされる方。
◇手芸・ミシンなど手先の趣味をよくされる方。
◇ゴルフをよくされる方。
◇事務仕事が多く。パソコンなどの使用頻度の多い方。
◇スマホをよくいじっている方。
◇介護、作業など、持ち上げることが多い方
以上の方が多いようです。
肩甲骨体操で、自分で腰痛が解消できる。
肩甲骨を動かす体操で、硬くなった肩甲骨を解放(解消)しましょう。
動くようになると、心身共にリフレッシュします。
ここで、3つの体操のやり方をご紹介します。
肩甲骨を意識して行ってください。
肩甲骨体操①やり方/回数
1)左右の手を握ります。
2)握った手の力を抜き、肩甲骨を意識して、肩を無限大(∞)の形になるように回します。
3)ゆっくりと、右回り、左回りと、5回づつ行ってください。(痛みが出る場合、加減して行ってください。)
少し、体が温まると思います。
肩甲骨体操②やり方/回数
1)手を前にならえの姿勢にして、手のひらを合わせます。
2)右手を前にスライドしていき、肩甲骨が前に引っ張られるような姿勢にして止めます。
同時に、左手を後ろにスライドさせていき左の肩甲骨が背中から押し出されるようにして止めます。10秒程度。
3)2)と逆で、右手を後ろにスライドさせ、左手を前にスライドさせていき止めます。10秒程度
肩甲骨体操③やり方/回数
1)左右の手を組み、後頭部あたりで手の平を上に向けます。
これが出来ない方は、組んだ手の平を上に向けて頭の上に乗せてください。
2)ゆっくり息を吐きながら、手を組んだまま、手の平を上に向けたまま、背伸びするように天井に向けて伸ばしていきます。
その時背筋は、伸ばしてください。
3)最大まで腕が伸びたところで、5秒ほど組んだまま止めてください。
4)組んだままゆっくり後頭部(頭頂)の位置へ戻します。
5)1)から4)の流れで3回行ってください。
この3つの体操の順序は「肩甲骨体操①」➜「肩甲骨体操②」➜「肩甲骨体操③」が理想です。
回数はご自身の能力、体力で増やして頂いて構いませんが、やり過ぎて筋肉痛にならないよう気をつけてください。
座っても、立ってでも行ってください。
事務仕事の合間、車の運転で信号待ちなど、隙間時間を有効に使われてもいいと思います。
皆様のハッピーライフを応援いたします。頑張ってみてください。
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1 レントゲンで異常が確認されても大丈夫!
たくさんの施術経験があり、症状を改善、完治させることは可能です。
2 腰痛専門の整体で早く改善を目指す。
数日は調子いいけど、すぐに元に戻る。腰の揉み返しで後が痛い。
そんな方でも腰痛専門の整体で、早く、無理なく改善を目指しましょう。
3 施術は、痛いこと、無理なことは行いません。
整体といえば、ボキボキされるという恐怖を感じる方がいらっしゃいますが、当院は、そういった激しいことはいっさい行いません。安心ください。
4 院長が全てみさせて頂きます。
経験実績のある院長のみが施術を行いますので、一緒によくして行きましょう。
※福山市・井原市・倉敷市以外の方も来院されています。岡山県外の方もお気軽にご相談ください。