ヘルニア症状

1　椎間板ヘルニアの初期症状

長時間座っていたり、立っていると、「あれ？なんかお尻がビリビリする。太もも裏がビリビリする。」など、今までに感じたことがない感覚を覚えることがある。違和感や足の疲労感などを感じることもある。

動いていると気にならないこともあるが、感じた時はきまって同じ側の足に違和感を感じる。

2　しびれは、神経の圧迫症状であることが多い。

神経が、圧迫されると、正座の後の足のしびれのようにビリビリとしびれる。程度の差はあるが、触った感覚が左右違うとか、指先など冷たく感じることもある。

きまって同じ側の下肢にでる。両足しびれるなどの症状は、内臓疾患などの可能性もあるので病院に行かれることをおススメする。

3　それでも、対処しないヘルニアの人々

3-1　そのまま治ればいいが・・

徐々に、しびれと痛みを伴い、筋力の低下感、運動能力の低下感を感じ始める。

しかし、異常を感じつつも、目先の忙しさ、社会的責任を優先し放置している人がいる。

特に男性に多いかもしれない。

治まってくるかもしれないという安易な考えが後押ししているのかもしれない。

3-2　人間の本能的特徴

人は、強い欲求を感じた時、生命の危機、危険を感じた時は大きく行動を起こす。

要するに、不安を強く感じないと動かない。

「仕事に支障が起きるのでは。」

「職場の人に迷惑かけるかも。」

「このまま治らないのでは。」

痛みが強くしんどくなったり、夜寝ててもしびれているなど、悪化を実感して慌てはじめる。

4　椎間板ヘルニア症状が悪化するとこうなる。

下肢の痛みは我慢できないくらい強い。しびれもある。

動くと痛みが強くなるので、安静にするしかない。

しかも痛みの出ない姿勢を探して、その状態から動けない。

食事、トイレといった毎日のことが辛い。

足に力が入らず、足が着けない。足が前に出ないなど運動障害が強い。

5　悪化したヘルニア症状での運動と体操はおススメしない。

随分悪化したヘルニアの方は、こういった流れを負う人が多いと思います。

気にならない初期症状が、1年以上前からあり、時々感じる程度や慣れてしまったなどの話もある。

5-1　運動、体操するなら・・

ひどい症状でも、中には早く良くなりたいと思い、運動、体操をしようとする方がいる。

基本的に、痛みで動かせれないと思いますが、「痛みが出ない程度動く」。

一度にやらず、少しずつ行うことです。

6　ヘルニア症状悪化しない、再発しないための対策

6-1　運動すること？体操すること？

日々の運動と体操・・・という話はしません。

ヘルニアで通院される方は、運動や体操の大切さをしみじみ感じる方が多い。

しかし、症状が治まり生活に支障がなくなると、運動や体操のことを忘れてしまうのが現実。

不安が生じれば、行動力は「ON」だが不安がなくなると,

行動力は「OFF」になりやすい。

日々の生活に追われてしまう。

6-2　知識があなたの行動力を高める。

その前に、健康に対して関心をもって情報武装することです。

そうすれば、体の変化、体の訴えるサインに敏感になります。

そうして自分の身体と上手に付き合うことです。

自分の身体は、生まれてから死ぬまでの離れられない最大のパートナーです。

例えば、奥さんとの関係と同じです。

奥さんにぶつぶつ不満を言われて、

「仕事が忙しいんだよ。」

「俺なりに頑張ってるんだよ。」

と言って奥さんをないがしろに我慢させていると・・・

最後は大変なことに・・・

奥さんの気持ちと女性の特性など関心と知識をもってくださいね。

普段から奥さんの変化、表情を見て対処出来ていたら

問題にならないのと同じですね。（笑）

6-3　情報はSNSですぐに手に入る時代

ヘルニアの方は、「ヘルニア」「腰痛」など、関連する情報を

簡単なのでネット検索してほしい。

6-4　信頼できる病院、整体、整骨院があると安心

信頼できる自分に合った、腰痛やヘルニアに強い病院や整骨院、整体があるといい。

どこへ行っていいのか分からないことが、ヘルニアを悪化させた一因なのかもしれない。

あると安心ですよ。

以上、「ヘルニア症状の悪化と再発の対策」でした。

お役に立てたらさいわいです。